ワークトップ/天板の基礎知識

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ワークトップ(天板)とは

ワークトップとは、キッチンのフロアキャビネットの上に取り付けられた作業台のことをいいます。キッチンの中で最も酷使される場所であり一番目に触れる場所となりますので、機能性とあわせてデザイン性にもこだわりたい部分となります。素材としては、水や火、汚れに強く、耐久性のあるステンレス、人工大理石、人造大理石、メラミン化粧版などが使用されています。また、この天板とシンク、コンロとの配列によって、I型やL型、U型、アイランド型など、キッチンのレイアウトが決まります。

適正な高さと奥行き

ワークトップは、キッチンカウターや天板とも呼ばれますす。使いやすいキッチンを選ぶ際にはそのワークトップの高さが最も大切な要素となります。低すぎれば体を折り曲げる必要があるため腰に負担がかかってしまいます、また高すぎればワークトップの奥が遠く感じられ使いづらいでしょう。一般的には、『身長÷2+5cm(体型によっては身長÷2+5〜10cm)』が適切に高いといわれています。

身長:最適とされるワークトップ高さ(目安)
150cm:80cm
160cm:85cm
170cm:90cm
実際には高めのほうが好みの方もいれば、高齢となってきたため低めが使いやすくなってくる場合もあります。ワークトップの高さについてはコンロやシンクなど他設備の使い勝手などと合わせて実際に試して判断するとよいでしょう。

ワークトップの素材と特徴

ワークトップの素材としては以下の素材がよく利用されます。

ステンレス
▼特徴
ステンレスは「Stain less」=「サビない」という名前の通り非常にサビにくい素材で、耐水性に優れています。また、粒子が細かく汚れがしみ込みにくいため耐汚性も優れています。さらに、耐熱性、耐久性に優れているうえ安価なため、キッチンに求められる基本的な性能を満たしている素材となります。十分なステンレスの厚みがあるキッチンであれば数十年は利用しつづけられます。

ホームセンター等の安価なステンレスキッチンの場合はステンレスの厚みを薄くして価格を下げている場合がありますので確認をしておきましょう。

人工大理石
▼特徴
人工大理石は、名称が大理石となっていますが、「石」ではなく、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材でできています。人工大理石は、耐水性、耐汚性、耐熱性、耐久性に優れており、型があれば大量生産が容易なためコストパフォーマンスも優れています。ただし、天然大理石と比較すると柔らかく傷がつきやすい、熱に弱いという特徴も。現在はステンレスと並んでキッチンのワークトップによく使われる素材となります。

タイル 一昔前は、キッチンなど水まわりにはどこでも使われていた素材となります。流行は落ち着いた感はあるものの、カントリー風に仕上げたり、タイルのサイズや色を、種類を工夫することで個性的で温かみのあるキッチンとすることができます。難点としては、通常タイルは一枚一枚接着剤などにより固定していくため施工技術やコストが高くなることと、目地に汚れが残りがちになるため、楽してキレイなキッチンをと考える人には向いていないかもしれません。

メラミン樹脂
▼特徴
メラミン樹脂は、メラミンとホルムアルデヒドとの反応で得られる熱硬化性樹脂(プラスチック)のことです。耐熱性、耐衝撃性に優れ、美しい表面を有する成形品が作れるのが特徴です。また、表面硬度が高く耐水性にも優れています。メラニン樹脂化粧板は、合板の表面にフェノール樹脂を染み込ませ紙を重ねて圧着し、メラミン樹脂を塗った化粧合板のことで、表面が硬く傷が付きにくなっています。

無垢材
▼特徴
無垢材は、一本の木から直接切り出した、つなぎ目のない角材や板のことで、高級感があり木が本来持つ質感や風合いが楽しめるほか、化学物質を含まない自然素材は健康にも役立つとして注目されています。また湿度の高いときは水分を吸収し、湿度が低く乾燥しているときは水分を放出する調湿作用があるため、反りや歪みなどが起こることがあります。

難点としては、自然素材となるため、水分を良く拭き取るなど、定期的なメンテナンスが必要になるためステンレスや人工大理石などと比較すると手間がかかります。

集積材
▼特徴
集成材とは、数センチの厚さに挽いた板材を接着剤で繊維方向を平行にして何層もはり合わせ、角材のように加工して作られる木質材料のことです。無垢材と比べて、歪みが少ない、強度が強い、乾燥による変形の狂いが生じにくいという特性があり、大きな断面のものや湾曲した形状のものを作ることができます。

難点としては、自然素材となるため、水分を良く拭き取るなど、定期的なメンテナンスが必要になるためステンレスや人工大理石などのと比較して手間がかかります。

天然石
▼特徴
ワークトップでは主に御影石位や花崗岩が選択されることが多いようです。人工大理石や人造石にない本物の質感をご希望される方にはやはり天然石を選ばれるようです。難点は見た目の美しさは優れているものの、重たく設置コストの面や施工費用の面で高額になってきます。また分割位置や繋ぎ目をしっかり防水処理することも大事になってきます。

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